男性 50代

老後の生活を考えると、会社ではなく妻に尽くすことも考えるべき

投稿日:2018年5月18日 更新日:

「55歳 Aさん」

多くの男性は仕事さえしていれば、妻や家庭のことは何も考えなくていいと考えている男性は多いのではないでしょうか?

確かに、私も以前はそう考えていましたが、会社からクビに近い出向命令が下されて、夫婦の大切さがわかりました。

出向, 辞令


 

就職氷河期を超えての会社への奉公

私が大学を卒業する頃は、丁度バブルがはじけた直後でした。

「私たちは就職氷河期の世代だ」
などと、大学の友人たちと嘆いていました。

そんな、厳しい就職戦線の中私は運よく一部上場企業のメーカーに就職することができました。

それが変に会社に対しての恩を私が一方的に感じてしまい、営業の最前線でひたすら会社に尽くしてきました。

しかし、大手の銀行などと違って、メーカーは安月給です。

もちろん、交際費の手当なども決して潤沢ではありません。

そんな仕事環境でも、サービス残業まで買って出て仕事一筋にやってきました。

その原動力となったのは自社製品に対する誇りと、何より工場を含めた多くの社員たちと共有する喜びがあったからでした。

自社の新製品が他社を圧倒して売れた時などは、この会社に入って本当に良かったとしみじみ思ったものです。

 

社内では年功序列から実力主義へと

ところが、時代の流れの不景気に社内の存続が危ぶまれた頃から、雰囲気がガラリと変わってしまいました。

いわゆる実力主義が導入され、社員は年功序列ではなく、営業実績で年俸が決まるシステムになったのです。

私は課長になっていたので、課の営業実績が問題になります。

課長としての能力査定にも全方位査定が導入され、部下からの評価までもが査定に影響するようになりました。

しかし、結局のところ、この実力主義の査定は中高年社員の年俸を抑えるためのものとしか思えません。

現在は我々中高年の立場から言うと、言いたい不満は山ほどあります。

若い頃は安月給でこき使われ、当時の中高年社員の給料と退職金を負担させられていました。

しかし、いざ私たちが中高年になった時には、若い頃の蓄積が年功序列として生かされないことになるのです。

 

 

会社への奉公から、妻への奉公へと

昨年夏に、飲食関係の子会社に出向になってからは、会社への不平不満については一切考えないことにしました。

例え、下された出向命令が片道切符だとしても、行き場がなくなった中高年の私が首切りにあうよりはマシです。

むしろ、まったくの会社人間としての今までの生き方を反省するようになりました。

 

給料が安くても、充実した夫婦生活に感謝

考え方を切り替えてから、これからの夫婦でむかえる老後をどう生きるかを考えるようになりました。

出向命令が下されてよかった点と言えば、以前よりずっと早めに帰宅できるようになったので、妻と話し合う時間も多くなりました。

すっかり怠っていた夜のサービスも再開したのですが、私のムスコはもう頼りない限りでした。

それでも、スキンシップに心がけるうちに、少しずつですが往年の気力も戻ってきました。

特に、知人の紹介でマカを服用するようになってからは、ムスコの元気も見違えるようになり、妻ともども喜んでいます。

老後を迎えるにあたって一番大切なのは、お互い慈しみ合う「充実した夫婦生活」だとつくづく思います。

最近は、わずかな退職金を手元に小さなお店でもやろうかと、妻と一緒に2人で真剣に毎日話あっているところです。

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